◆堂島リバービエンナーレ

  堂島リバービエンナーレが7月20日から開催されている。場所は、福島区の「ほたるまち街区」の堂島リバーフォーラム。「水都大阪2009」の開催された2009年が第1回で今年は第3回目の開催になる。2009、2011は、南條史生(森美術館館長)、飯田高誉氏(青森県立美術館チーフ・キュレーター)をデ ィレクターに招いたが、今回は台湾出身のルディ・ツェン氏がアーティスティックディレクター。
 今回は、水の都大阪にふさわしく「Little Water」がテーマで、水にまつわるアート作品が数多く(39作品)展示されている。中でも一番の注目作品は「憑依する滝」で高さ10メートルの映像による滝。バーチャル空間上にCGグラフィックで連続する無数の水の粒子で描いたもの。“生命体とも感じられる絹の糸のような滝の流れは圧巻。”(“ ”は加藤義夫氏(朝日新聞2013.8.2)美術評より)(2013年8月)

堂島リバービエンナーレ

(写真撮影:室井明)